2020.08.21

コンパクトでメンテナンスが簡単!プレート式熱交換器とは?

プレート式熱交換器は、熱を移動させるために使用する機器です。熱を移動させることで温度調整や熱回収、排熱利用などができるため、我々の生活や産業に欠かせないものになっています。ここでは、プレート式熱交換器について説明していきます。

熱を移動させる仕組み

熱は基本的に高温の流体から低温の流体へ移動し、温度差が大きいほど熱の移動も激しくなる性質があります。熱交換器は、こうした熱の移動を効率良く行うための設備の中に使用されており、その中でもプレート式熱交換器は、薄い金属板を多数使用しているのが特徴です。

プレートに空いた穴を通って各プレート表面を流体が流れます。そのプレートの重なりを高温と低温が交互に流れ、そして、高温の流体の熱がプレートに伝わって低温の流体へ熱が移動する仕組みです。

また、熱交換器はプレート式以外にも多種ありますが、プレート式は高効率なために筐体を小さくすることが出来るのが特徴です。そのため、狭い場所でも設置できます。

どのようなところで使われているのか

プレート式熱交換器は、主に産業用に使用されています。例えば、工場などで熱回収や排熱利用を行う場合です。プレート式熱交換器を使用することで、低温の熱も有効利用することも可能にできます。

身近な例を挙げると、オフィスビルやホテルなど大きな建物の設備にも、プレート式熱交換器が多く使われています。冷房や暖房は熱を移動させる設備としてイメージが湧きやすいでしょう。ほかには、食品から産業まで様々な工場でも使われています。

メンテナンスが明解

プレート式熱交換器は、使用されている部品が少なく可動部もないため、製品に起因する故障はほぼ起こりませんが、長期間使用することで汚れが蓄積します。そのため性能を保つためには、定期的なメンテナンスを行わなければなりません。

メンテナンスの主な内容は、異常箇所がないかどうかの確認と洗浄です。洗浄液を循環させて洗浄する場合と、ガスケットを取り外し、プレートを開放する場合があります。開放する場合は、洗浄液やジェット洗浄機などで洗浄して汚れを綺麗に落とし、ガスケットを交換します。

自社内でのメンテナンスが難しい場合には、販売業者によるアフターサービスを利用することもできます。

まとめ

プレート式熱交換器は、薄い金属板を使用して効率よく熱を移動させられる仕組みの熱交換器です。コンパクトな作りであるため狭いスペースにも設置でき、メンテナンスも比較的簡単に行なえるということで幅広い用途に使用されています。