2020.10.07

省エネはなぜ必要か

省エネに関して本当に必要なことなのか疑問に思っている人もいるでしょう。必要性がはっきりと分からないことには、なかなか導入には踏み切れないものです。ここでは省エネが必要な理由と企業にとってのメリットを紹介していきます。

限りある資源の化石燃料

世界のエネルギー消費量は年々増え続けています。特に、中国やインドなどのアジアを中心とした新興国で更に増えるだろうと言われています。

これら新興国は、近年大きな経済発展を遂げており、今後ますますその成長は加速していくでしょう。これに伴い、経済を支える石油や石炭、天然ガスといった化石燃料の需要も増加していくとみられています。

このエネルギー資源埋蔵量は、石油や天然ガスも50年ほどは使い続けられると見られています。今後、新たな油田が新たに発見されたり、技術革新によって更に長くなる可能性はありますが、化石燃料がいつかは尽きてしまう「限りある資源」であることに変わりはありません。

エネルギーの使いすぎは地球環境へ悪影響

石油が枯渇する心配がなくても、エネルギーをどんどん使っていいというわけではありません。石油などの化石燃料を消費することで、二酸化炭素が発生します。これにより地球温暖化が進んでいるのが現状です。平均気温も年々上昇しており、南極や北極の氷河もどんどん溶けており海水面が上昇しています。

このまま地球温暖化が進めば、近い将来に生態系が崩れてしまうかもしれません。農作物なども育たなくなるものが出てくるでしょう。こうした影響でこれまで通りの生活ができなくなる可能性があります。

生産効率を上げるために必要

製造業などの企業の多くは、工場の設備を稼働させることで大量の熱を排出しています。そして、そのような排熱は大気中に捨てられているのが現状です。一方で企業や工場では熱を必要とすることもあり、石油などの化石燃料を消費しています。

このことは地球環境へ悪影響を与えるだけでなく、企業の生産効率という観点から見てもあまり良くありません。設備稼働のために不可避的に発生する熱を大気中には捨てずに有効活用すれば、その分だけ化石燃料を消費せずに済み、生産コストの削減につながります。

現在よりも生産効率を上げたいと考えているのであれば、ぜひ省エネ設備の導入を検討してみましょう。

まとめ

石油がすぐに枯渇してしまう心配はまだありませんが、エネルギーの使いすぎは温暖化など地球環境を悪化させてしまいます。また、工場などでは設備の排熱などエネルギーを有効活用できる余地が多いです。省エネを導入することで地球環境保護と生産効率向上の両方を実現できます。