2020.09.24

強酸性洗浄液の特徴と注意点

洗浄液を使用する際には、落としたい汚れの種類に合った性質と洗浄力のものを選ばなければなりません。また、強力な洗浄液は扱いに注意を要するものも多いです。ここでは工業用として使われている強酸性洗浄液について説明していきます。

酸性洗浄液で落とせる汚れ

洗浄液の性質は主に酸性と中性、アルカリ性の3種類に大別できます。このうち酸性洗浄液は、錆やスケールなどの汚れに強いのが特徴です。

錆は金属が酸化したもので、酸性の液体に触れることで化学変化を起こして除去されます。また、スケールの多くは水中に含まれるカルシウムが他の物質と結びついて発生するものが多いです。酸性の物質はカルシウムを分離させる性質があるため、スケールを落とす際に酸性洗浄液が役立ちます。

熱交換器の内部にはスケールが蓄積し、金属製の工具などで擦ってもなかなか落とせません。そのような硬いスケールも酸性洗浄液を使えば簡単に落とせます。

強酸性洗浄液は危険

酸性洗浄液の中でも酸性の度合いが強い強酸性洗浄液なら、洗浄力が強力です。熱交換器の洗浄をする際にも、強酸性洗浄液がよく使われています。

しかし、強酸性洗浄液は洗浄力が強い半面で危険度も高いため、取り扱いには十分に注意しなければなりません。強酸性の洗浄液が誤って手などに付着すると火傷してしまいます。

また、人体に対して有害なだけでなく、素材や環境に対しても負担をかけるのもデメリットです。金属製の器具を強酸性洗浄液で洗浄すると、腐食させてしまうことがあります。

ダイナミックデスケーラーなら安全かつ強力な洗浄力

ダイナミックデスケーラーは、PH0.6の強酸性洗浄液ですが、安全性が高いということで、工業用に幅広く使用されています。他の強酸性洗浄液と違って皮膚への影響は小さく、少し触っただけで火傷してしまうようなことはありません。

その上、洗浄力は非常に高く、スケールを落とすのに従来の洗浄液より約5倍も早い時間で済みます。金属腐食も小さく、従来の洗浄液と比べると4分の1程度です。そのため、洗浄時に器具を傷めずに洗浄できます。生分解性で環境にもほとんど負担をかけません。熱交換器の内部や配管などに付着したスケール汚れを落とす際におすすめできる洗浄液です。

まとめ

酸性洗浄液は錆やスケールを落とすときに使用する洗浄液で、強酸性だと洗浄力が強い代わりに危険度も高めです。金属を腐食させてしまう性質もあります。その点、ダイナミックデスケーラーなら、強酸性でありながら素手でも触れるくらい安全で金属腐食も低めです。熱交換器の洗浄の際にぜひ使ってみてください。