2023.07.24

地球温暖化はなぜ起こる?温暖化の原因と影響を解説

地球温暖化はなぜ起こる?温暖化の原因と影響を解説

近年、夏になると多くの人が倒れるほどの暑さに見舞われるようになりました。これは、地球温暖化が深く関係しているといわれています。環境にやさしい取り組みや、その一環である商品を使ったことがある方もいらっしゃるでしょう。

私たちの生活の一部となっている地球温暖化対策ですが、そもそもなぜ発生したのでしょうか。また、現状地球温暖化はどのような状況になっているのでしょうか。

今回は、地球温暖化が起こる原因と影響、防止のためのヒントを解説します。

地球温暖化とは

地球温暖化とは、地球全体の平均気温が長期的に上がる現象のことを指します。

地球温暖化が起きる要因は複数あり、その多くに人間の生活が深く関わっています。現在の地球は過去1400年間のうち最も温かい状態にあり、この状態が長く続けばさまざまな影響を受けるとの見方が有力です。

地球温暖化の原因と仕組み

地球温暖化が起こる背景には、温室効果ガスと呼ばれる物質の増加も影響しています

温室効果ガスは、地球に降り注いだ熱を宇宙に逃げないようとどめておく役割があります。本来なら私たちが生活しやすい温度に地球を保ってくれるためのものですが、増え過ぎると地球の温度調節がうまくいかなくなってしまうのです。温室効果ガスはひとつではなく、複数存在します。

  • 二酸化炭素
  • メタン
  • 一酸化二窒素

温室効果ガスの中でも地球温暖化の代表的な原因とされるのが、二酸化炭素です。二酸化炭素をはじめとしたガスが増える原因はたくさんあり、複数の原因が同時に発生しているために、地球温暖化が起きているのではないかといわれています。

  • 石油や石炭・天然ガスを大量に燃やす
  • 大量のゴミなどを燃やす
  • 森林伐採や焼き畑による森林の減少
  • 大量の家畜を育てる

自動車や飛行機などのエンジンを使う機械や、火力発電のように大量の石油を燃やして電力を得る仕組みなどが稼働すると、大量の二酸化炭素が生まれます。地球温暖化が進んでいる原因の中でも、有名なもののひとつです。

石油や石炭などを使わない場合でも、物を大量に燃やすと二酸化炭素が発生するため、これも地球温暖化が進む原因のひとつと見られています。また、これらの二酸化酸素を吸収する森林の減少も、地球温暖化につながるのです。

意外に思われるかもしれない原因のひとつが、大量の家畜です。牛などの一部の家畜は、ゲップをすると大量のメタンが放出されます。少ない数なら問題ありませんが、今や家畜は世界中で育てられており、結果、大量のメタンを生む原因となっているのです。

地球温暖化の現状と影響

地球温暖化の現状をふまえ、今後起こりうる影響を紹介します。

IPCCIntergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の第5次評価報告書によると、陸域・海上を合わせた世界平均地上気温が1880年~2012年の期間に0.85℃上昇しました。

また、最近30年の各10年間、1850年以降の10年間に比べると、どの年も高温を記憶しています。30年の間に、少しずつ地球の温度は高くなっているのです。

地球温暖化がこのまま進むとどうなる?

では、地球温暖化が進むとどのような影響が発生するのでしょうか。

まず現在起きている現象として、海面の上昇があげられます。地球温暖化により気温が上がると、南極や北極にある氷や、高山にある雪が溶けだし、海に流れ込みます。結果、土地面積が少なくなり、海面に近い国は沈んでしまう可能性があるのです。

現在、南太平洋にあるキリバス・ツバルなどの小さい島国は浸水が進んでおり、近い将来沈んでしまうのではないかといわれています。

影響は人間だけではありません。氷が溶ければその上で暮らしている動物が絶滅する可能性も高まります。ホッキョクグマは住む場所やエサが少ない状況に陥っており、数が減りはじめています。

今は寒い場所に住む生き物だけが危ぶまれていますが、このまま影響が進めば森に生息する動植物も影響は免れないでしょう。生態系が大きく変化すれば、周辺環境にも影響が出ます。

減る生き物がいれば、生息域や数が増える生き物もいます。赤道に近い場所に住んでいる虫や細菌は、その代表的な生き物のひとつです。これらの生き物が北上することで、虫害や伝染病が広がるのではないかといわれています。

日本も地球温暖化の影響を受けている

影響を受けているのは、寒い地域や海外だけではありません。日本も地球温暖化の影響を大きく受けています。

現在、日本で最高気温が30℃以上になる真夏日が東京で年間約46日あります。この日数は年々増えているともいわれており、このまま21世紀末になれば、年間約103日が真夏日になると予想されているのです。

影響は気温だけでなく天候にも大きく作用しています。気象庁は温室効果ガスの排出量が抑えられない場合、短期間強雨、つまりゲリラ豪雨の発生が現在の2倍以上に増加する可能性があると指摘しています。

気温が上がり、雨が増えれば今まで日本で取れていた作物などにも大きな影響が出るでしょう。地球温暖化は、私たちの生活にも大きな影響を与え始めているのです。

地球温暖化を防止するヒント

地球温暖化を防ぐには、温室効果ガスをこれ以上生産しないようにし、少しでも減少するような対策を講じなくてはなりません。しかし、現実には車や飛行機をまったく使わず、ゴミなどを燃やさず処理するのはかなり難しいです。現実的には、現在の生活を維持しながら対策を行っていく形で対応していくことになります。

ここでは、地球温暖化を防止するヒントを紹介します。小さい努力でも、たくさんの人が取り組めば効果を出せるかもしれないため、できることから取り組みましょう。

省エネを意識する

まずは省エネを意識することが大切です。

関連ページ:省エネとは?省エネ法の基本と事業者向けのヒントを解説!

私たちは生活の中でたくさんのエネルギーを消費しています。火力発電などで作られている電気もそのうちのひとつです。電気や資源の無駄遣いは、地球温暖化を進めてしまいます。

電気や資源をムダにして余計な温室効果ガスを生み出さないようにするためにも、省エネを意識しましょう。たとえば、工場・オフィス内の節電・省エネを心がけるだけでも十分効果があります。

余裕があるなら、在使っている家電や設備を、省エネ効果の高いものに買い替えるのもおすすめです。最新家電や設備の中には、省エネ機能が搭載されています。消費エネルギーや光熱費を抑える効果のあるものを導入すれば、その分省エネにも貢献できます。もったいないからといって、古い家電や設備を使い続けていると、かえって環境に負担をかけてしまうかもしれません。思い切って買い替えも検討しましょう。

企業の場合、扱う機器も多岐に渡ることから、どこから手をつけるべきか悩む場合も多いのではないでしょうか。省エネについて専門家に相談できるサービスも多いことから、1度問い合わせてみるのもよいでしょう。

関連ページ:省エネ/排熱回収コンサルティング

ゴミの量をできるだけ少なくする

ビニールや生ごみは、自治体により回収され清掃センターで燃やされます。この燃えるときに出る煙も、地球温暖化の原因です。ごみが少なくなればその分燃やす量も減るため、温室効果ガスの削減に役立ちます。

対策は、きちんと取り組めば小さい活動でも効果があります。たとえば、失敗したコピーなどをすぐに捨てず、メモ帳などに再利用するだけでも十分です。オフィスや工場で生産しているものや規則によりできる内容は異なります。

そもそものごみを減らすのも効果的です。たとえば、包装は製品を安全に輸送・保管するために重要ですが、一部に過剰な包装があるのも事実といえるでしょう。本当に必要かどうかを考えて使ったり購入したりすることで、結果としてごみを減らすことができます。

まずは無理なく取り組めるゴミ対策はないか、考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

地球温暖化は私たちの生活にも深く影響を及ぼす現象です。対策が必要ですが、温室効果ガスをまったく生み出さない状態で生活していくことはほぼ不可能といえるでしょう。

それでも、一人ひとりができる対策を心がければ、地球温暖化が進むのを抑えられるかもしれません。まずは企業で気軽に取り組める内容からはじめましょう。余裕があれば、設備などを見直すのも地球温暖化を防ぐ第一歩になるかもしれません。

 

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