2021.05.10

スケールが生産効率を低下させる

熱交換器の配管には少しずつスケールが蓄積していきます。その影響で熱交換器が本来の性能を十分に発揮できず、生産効率が低下してしまうことも多いです。ここでは、どういった兆候が現れたらスケールが蓄積している可能性が高いのか、それを放置してしまうとどうなるのか説明していきます。

こんな兆候が現れたら要注意

スケールは配管の内部に蓄積するため、外側から見て確認することはできません。しかし、十分なメンテナンスを行っていないのであれば、スケールが蓄積しているものと捉えていいでしょう。

スケールが蓄積してくると、水が詰まりやすくなったり漏れてきたりするという兆候が現れます。これは、配管内部がスケールにより狭くなってしまうことで起こるものです。

また、熱効率が低下しているような様子がうかがえる場合でも、スケール蓄積の疑いがあります。これまで小さな温度差でも熱交換できていたのが、できなくなったような場合もスケールが蓄積している可能性が高いです。

スケールを放置するとどうなる?

スケールが蓄積した状態で熱交換器を使い続けると、エネルギーロスが増えてしまいます。スケールは熱を伝えにくい性質を持ち、これが配管内部に蓄積すれば、熱の移動を妨げるでしょう。本来なら運ばれるはずの熱が逃げてしまいます。

熱が足りなくて十分に加熱できないこともあるでしょう。逆に十分に冷却できないような事態に陥る可能性もあります。そうなると、生産効率が下がるばかりか、品質に影響が出てしまうこともあるかもしれません。

また、スケールの蓄積が雑菌を繁殖させる原因になることもあり、衛生面での問題につながる可能性もあります。

こまめなメンテナンスでスケール除去

スケール蓄積による悪影響を防止するには、こまめなメンテナンスが必要です。熱交換器の配管は定期的に洗浄しておきましょう。スケールはその性質上、通常の洗剤ではなかなか落とせないため、強酸性の洗浄液を使用します。危険を伴うため慎重に扱わなければなりませんが、ダイナミックデスケーラーなら安全性が高く、一般の人でも扱いやすいです。洗浄力も高いため、スケール汚れを簡単に落とせます。

また、MDIでは熱交換器のメンテナンスサービスも行っておりますので、ぜひご利用ください。

まとめ

熱交換器を使用していると配管に少しずつスケールが蓄積していきます。最初のうちは気づきにくいですが、本来の性能が発揮できなくなり生産効率が下がることが多いです。もしやと思うような兆候があれば、一度配管を洗浄してみましょう。そして、定期的にメンテナンスをすることで良好な状態を保てます。

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